岡山大学、ロボット研究を家族向けに公開 過去最多35家族が体験

3行解説
- 岡山大学が7月22日、津島キャンパスのKIBINOVEで「家族の日」を開いた。
- 今年は「ロボット研究」をテーマにし、35家族・約100人が参加した。
- ロボット操作体験やVR体験などを通じ、子どもたちが大学の研究に触れた。
ロボット研究を家族で体験できる場に
岡山大学は2026年8月13日、教職員の家族を招く「家族の日」を、7月22日に津島キャンパスの共創イノベーションラボ「KIBINOVE(きびのべ)」で開催したと公表しました。今回は工学部ロボティクス・知能システムコースが協力し、テーマを「ロボット研究」に絞った点が特徴です。
このイベントは、次世代育成支援事業の一環として毎年夏休み期間に行われています。子どもたちに大学の知的資源へ触れてもらうことや、ワーク・ライフ・バランスを大切にする職場風土づくりが目的です。今回は過去最多の35家族、約100人が参加しました。
当日は、次世代育成支援室長の尾島卓氏が趣旨説明と名刺交換のやり方を案内しました。続いて那須保友学長があいさつし、参加した子どもたちに大学の研究へ関心を持ってほしいと呼びかけました。その後、子どもたちは学長や三村由香里理事らと名刺交換を行い、記念撮影にも参加しました。
後半では、戸田雄一郎准教授と下岡綜准教授が、動画や実演を交えてロボット研究を紹介しました。さらに、大学院生が作成した謎解きも用意され、全問正解の子どもには岡大きびだんごや岡大ミネラルウォーターが贈られました。加えて、ロボットの操作体験、UFOキャッチャー、ペットボトル万華鏡づくり、VR体験も行われ、幼児から高校生まで幅広い年代が参加しました。
岡山大学の「見せる研究」が人材育成につながる理由
今回の岡山大学の取り組みは、研究室の中だけで完結しがちなロボット研究を、家族向けの体験に変えた点が分かりやすい事例です。特に「ロボット研究」というテーマを前面に出したことで、子どもたちは難しい説明を聞く前に、動く・触る・遊ぶという入口から関心を持てます。
こうした場は、将来の進路選びにも影響しやすいはずです。大学側にとっても、研究の魅力を早い段階で伝えられるため、理工系分野への入り口を広げる効果があります。ロボットを社会に広げるには、技術開発だけでなく、学びの場をどう作るかも欠かせません。
ロボット研究を家族向けに開いた意味
- ワーク・ライフ・バランス
- 仕事と生活の両方を大切にする考え方です。
- 共創イノベーションラボ
- 大学や企業が一緒に新しい挑戦をする場所です。
- ロボティクス
- ロボットを作り、動かし、活用する学問です。
- VR体験
- 仮想空間を使って、現実に近い体験をすることです。
大学でのロボット体験は、子どもたちに「ロボットは身近な学びの対象だ」と伝えるきっかけになります。こうした教育の広がりは、将来の人材育成にもつながる動きとして注目したいところです。
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出典: ロボスタ


