KDDIとAVITA、Gemini搭載ヒューマノイドを共同開発 接客実演で見えた“会話の自然さ”

3行解説
- KDDIとAVITAが、Gemini連携のヒューマノイドを共同開発しました。
- 2026年7月30日、31日に東京ビッグサイトで接客実演を行います。
- 声のトーンや抑揚を見て、自然な応答を返す仕組みです。
Google Cloud Next Tokyoで見せるGemini搭載ヒューマノイド
2026年7月30日、KDDI株式会社とAVITA株式会社は、共同開発したヒューマノイドとGoogleの生成AIモデル「Gemini」との連携を開始したと発表しました。あわせて、7月30日と31日に東京ビッグサイト南展示棟で開かれる「Google Cloud Next Tokyo」のKDDIブース(P8)で、接客の様子を実演すると明らかにしました。
今回の取り組みは、KDDIとAVITAが3月に発表したフィジカルAI領域での戦略的事業提携の第一弾です。ヒューマノイドには、リアルタイム対話モデル「Gemini 3.1 Flash Live Preview」が使われます。声のトーン、速さ、抑揚、感情のニュアンスをその場で読み取り、APIを何段もまたぐ方式よりも遅れを小さくした直列処理で応答します。両社は、KDDIの通信・AI基盤とAVITAのアバター・ロボティクス技術を組み合わせ、接客や案内の現場で使う考えです。小売、医療・福祉、エンターテインメント、文化・芸術などが対象に挙げられています。
KDDIとAVITAの実演が示す、接客ロボットの次の課題
KDDIとAVITAの発表で目を引くのは、動くことよりも「会話の間」です。接客では、返事の速さが少し遅れるだけで、人は機械らしさを強く感じます。今回のように、声の抑揚まで見て返す仕組みは、受付や案内のような短いやり取りで特に意味があります。東京ビッグサイトでの実演は、技術の見せ場であると同時に、現場で通用するかを確かめる場にもなります。国産ヒューマノイドを業務に入れるには、見た目の派手さより、待たせない会話と安定した応対が欠かせません。だからこそ、今後は一度に広げるより、限られた窓口で使い勝手を確かめる進め方が現実的です。
こうした接客ロボットの進化は、案内や受付の現場で求められる体験を少しずつ変えています。自社の現場でどの業務に向くかを見極めることが、次の一歩になります。
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出典: ロボスタ


