2026年6月30日 — UBTECH Robotics(本社:中国・深圳)は、工場や物流の現場で使う産業用ヒューマノイドロボット「Cruzr Y1(クルーザー ワイワン)」を発表しました。製造ラインや倉庫での搬送、荷物の積み込み・荷下ろし、加工機への部品の投入・取り出し、仕分けといった繰り返し作業を、高い信頼性で自動化します。UBTECHの日本正規代理店である株式会社GA Robotics(ジーエーロボティクス、代表取締役:関口眞由美)は、2026年6月30日より日本国内での取り扱いを開始します。
Cruzr Y1
工業現場の実生産ニーズに応える産業用ヒューマノイド「Cruzr Y1」
Cruzr Y1とは
Cruzr Y1は、製造・物流現場の「搬送・積み下ろし・投入/取り出し・仕分け」といった繰り返し作業を担う、産業向けの人型ロボットです。周囲の状況を見て自ら考えて動く「身体性知能(エンボディドAI)」を備えています。高い信頼性・効率・柔軟性に加え、導入しやすさも重視し、実際の現場で使われることを前提に開発されています。
主な特長
- 現場の多様な作業に対応する双腕構造
片腕に7軸の関節をもつ、長さ750mmのアームを左右に搭載。両腕で最大10kgの荷物を扱えます。高精度な減速機(ハーモニックドライブ)により、精密で安定した動きを実現します。 - 用途に合わせて選べる手先ツール
手先のツール(エンドエフェクタ)は作業に合わせて選べます。コンテナ用グリッパー・2指グリッパー・段ボール用クランプなどを、工具なしで簡単に交換できます(ISO 9409-1標準フランジ準拠)。 - 耐久性を高める腰部荷受けトレイと垂直昇降
独自の「腰部荷受けトレイ」が、搬送時に腕へかかる負担を分散。関節の摩耗を抑え、耐久性を高めます。本体が上下に伸縮し、床から高さ1.8mまでの範囲で作業できます。 - 止まらない稼働を支える電源システム
リン酸鉄リチウム電池で連続4時間以上の稼働。電池残量をクラウドで常時監視し、作業の優先度に応じて「自動充電」「手動充電」「バッテリーの即時交換」の3つを使い分けます。 - 確実な障害物回避とクラウド一元管理
レーザーSLAMとカメラ(両眼ビジョン)を組み合わせて周囲を把握し、複雑な現場でも自分で経路を判断して走行。複数のセンサーで障害物を回避します。クラウド上の管理画面から、作業の割り当てや複数台のスケジュール管理までまとめて行えます。
主な用途
Cruzr Y1は、製造・物流現場で人手不足が深刻な工程を、幅広く自動化・省人化します。
搬送・積み下ろし
多サイズのプラ箱・段ボール箱に対応し、パレットへの積み込み(パレタイズ)や荷下ろし(デパレタイズ)、拠点間の搬送を自動化します。
投入/取り出し
加工機や組立ラインへの部品の投入・取り出しを自動化。金属・樹脂部品を正確につかみ、並んだ部品もそのままセットします。
仕分け・ピッキング
無順序に混在した荷物・パッケージを精密に把持し、指定エリアへ仕分け・搬送。硬包装・軟包装・書類など多様な形状に対応します。
主な仕様(抜粋)
| 本体寸法 | 650 × 550 × 1700 mm |
|---|---|
| 本体重量 | 90 kg |
| 走行速度 | 1.5 m/s |
| アーム | 片腕7軸 / アーム長 750mm / 双腕定格荷重 10kg / 作業高さ 0〜1800mm |
| ナビゲーション | レーザーSLAM + VSLAM(両眼ビジョン) |
| 電源 | リン酸鉄リチウム電池 / 総合稼働 4時間以上 / 充電時間 1.5時間未満 |
| 使用環境 | 屋内 0〜45℃ |
提供開始と導入について
Cruzr Y1は各種安全認証に準拠しており、2026年6月30日より日本国内での提供を開始します。PoC(実証実験)や導入に関するご相談は、お問い合わせ窓口で受け付けています。
Cruzr Y1 製品ページ
https://ga-robotics.co.jp/products/cruzr-y1/
GA Roboticsについて
株式会社GA Roboticsは、UBTECH製ヒューマノイドロボットの日本正規代理店です。グリットアーツ株式会社が築いてきた365日対応の保守・運用体制を基盤に、導入前のPoC(実証実験)から導入後の保守まで一貫して支援します。先進のロボット技術を活用し、深刻化する人手不足や生産性向上といった現場の課題解決と、お客様のDX(業務のデジタル化)を力強く後押しします。









