2026年6月30日 — UBTECH Robotics(本社:中国・深圳)は、フィジカルAI(身体性AI)研究向けのフルサイズ・ヒューマノイドロボット「Walker Tienkung DEX(ウォーカー ティエンクン デックス)」を発表しました。人に近い高い運動性能と、ロボット本体で動く高性能AI、開発者に広く公開された開発環境を備え、大学・研究機関や企業の研究開発現場における身体性AIの研究・実証を支援します。UBTECHの日本正規代理店である株式会社GA Robotics(ジーエーロボティクス、代表取締役:関口眞由美)は、2026年6月30日より日本国内での取り扱いを開始します。
Walker Tienkung DEX
身体性AI研究を支えるフルサイズ・オープンヒューマノイド「Walker Tienkung DEX」
Walker Tienkung DEXとは
Walker Tienkung DEXは、フィジカルAI(身体性AI)研究向けに開発された、人と同じくらいの大きさ(約169cm)のフルサイズ・ヒューマノイドロボットです。周囲の状況を見て自ら考えて動く「身体性知能(エンボディドAI)」の研究を、実機で進めるためのプラットフォームとして設計されています。人に近い高い運動性能と、ロボット本体で動く高性能AI、そして開発者に広く公開された開発環境を兼ね備え、研究から実証までのプロセスを加速します。
主な特長
- 人に近い、力強く俊敏な全身協調動作
約169cmのフルサイズ筐体に3軸の腰部を備え、人のような全身協調動作を実現します。最大400Nmの高トルク関節により、ランニングや起き上がりといったダイナミックな動作にも対応します。 - クラウドに頼らず、本体で動く高性能AI
NVIDIA Jetson AGX Thor(2070 TOPS)を搭載し、大規模なAIモデルをロボット本体で直接動かせます。RGBDカメラ・LiDAR・AI音声キットなど複数のセンサーを組み合わせ、周囲の3D空間を認識・理解します。 - 世界中の開発者に公開された開発環境
モーターを直接制御する基礎的な部分から、最上位のオープンソースのAIモデル(Thinker、Wow)まで公開。ROS2に対応した高速通信のしくみ、SDK・URDF、20以上の実機での動作データ、クラウド上で試せるシミュレーション環境、開発を補助するAIアシスタントを提供し、研究開発にかかる時間を短縮します。 - 用途に合わせて選べる拡張オプション
巧緻ハンド、6軸力覚センサーキット、OCC環境視覚認識キット、屋外衛星ナビゲーションキットなど、本体に取り付けるだけで使える5種類以上の拡張オプションにより、用途に合わせて柔軟に構成できます。
主な用途
Walker Tienkung DEXは、研究開発を中心に、1台で多様な現場の実証に対応します。
教育・研究
大学・研究機関でのアルゴリズムの開発・実証や、ロボティクス教育の実機環境として。公開されたSDK・URDFと動作データにより、研究を加速します。
産業・物流
最大400Nmの高トルク関節と巧緻ハンドを活かし、搬送・ピッキングなど産業・物流タスクの研究・実証に対応します。
案内・受付
AI音声キットによる対話と、人と同じくらいの大きさの存在感を活かし、施設の案内・受付など接客サービスの実証・検証に活用できます。
警備・巡回点検
複数のセンサーによる認識とナビゲーションを用い、自律的に移動しながら、施設の巡回・点検シナリオの検証に対応します。
主な仕様(抜粋)
| サイズ/重量 | 身長 約169cm / 重量 約64.5kg |
|---|---|
| 総軸数 | 全身31軸(腰部3 / 頭部・首2 / 片腕7 / 片脚6) |
| AI演算 | NVIDIA Jetson AGX Thor(2070 TOPS) |
| 関節トルク | 最大400Nm(高トルク関節) |
| バッテリー | 15Ah+3Ah(ホットスワップ対応)/ 稼働 2時間以上 |
| 開発サポート | SDK・URDF / ROS2に対応した高速通信のしくみ |
| 拡張オプション | 巧緻ハンド×2 / 6軸力覚センサーキット / OCC環境視覚認識キット / 屋外衛星ナビゲーションキット ほか |
提供開始と導入について
Walker Tienkung DEXは、2026年6月30日より日本国内での提供を開始します。導入や共同研究・実証に関するご相談は、お問い合わせ窓口で受け付けています。








